コラム
いい色も必ず色落ちします。なぜなら?
こんにちは!
東京都調布市国領町の美容室SUR
スタイリストの川上です!
よく『赤みは嫌だ!』『抜けた時にオレンジっぽくなるのが嫌だ』とオーダーされることがあります。
先に説明をさせていただくと、本来、日本人の髪色は3トーン〜5トーンの黒色(茶色)なのでその中に赤味は必ず含まれているのです。
髪の中にある『メラニン色素』という色素がもともと赤色。
赤色のメラニン色素がいっぱい集まって凝縮されることで黒く見えるのです。
地毛が茶色い方もいますよね?
そのような方は色素が薄い(少ない)のです。
色素は人それぞれなので黒〜茶色って訳ですね!
(ちなみに外人さんはメラニン色素がないので金髪に見えるんです)
カラーとは明るくしながら色味を入れて染めていきます。
絵の具と同じように美容師さんは現状の髪色をベースにその色味を消す(反対色)や補色などを計算しながら調合して髪の中に入れているのです。
そうすると光が当たった時に綺麗なカラーができるわけで。
しかし、よく考えてみてください。
カラーしてる、染色しているという意味を。
オレンジ色が出てきてしまった、どこにいっても赤味が出てしまう。
染めたては綺麗だったのに…。
それは褪色しているからです。
染めた色は必ず褪色します。
毎日シャンプーする人なら1ヶ月に30回 2ヶ月なら60回洗うことになります。
色がついた洋服を考えてください。
最初と60回洗った時の色だったり生地の状態。
色落ちをしたり生地も弱ったりしてしまうはずです。
なのでネットにいれたり優しい洗剤にしたりと気を使ってるはずなんです。
髪も同じです。
使うシャンプーでも洗浄力の高い物と優しいシャンプー比べると同じ回数洗った時の色持ちだったり髪の状態も変わってくるのです。
なのでサロンで綺麗に染めたカラー、誰もが長く持って欲しいと思っているはずなので家でいる時のケアの仕方を考えましょう。
そうする事でいい状態が保てます。
長くなりましたが美容室でいる時間より家でいる時間が大切です。
そして自分の髪の状態にあった商品選びをすること。
一人一人のお客様にあったアドバイスや提案をさせていただきますので是非ご相談してください。